平成16年3月18日 |
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いずれも重要です。購入、売却の片方だけでなく、すべてを確認した上で、 |
オークション代行を依頼してください。でないと本当の安心は得られません。 |
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購入する場合、下見代行(現車確認)をしてもらえること。 |
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程度の良し悪しは、出品票だけで判断できませんので、ぜひ下見代行を |
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してもらって、軽整備程度で安心して乗れる車両を落札してもらいましょう。 |
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中古車ゆえに、オークション代行で最も大事なことです。 |
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A |
代行依頼を解約した場合、申込金は全額返金してもらえること。 |
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B |
オークション会場発行の明細書(車両確認書、お買上票、精算書等) |
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このコピーを受け取れることが明確にされていなければなりません。金額の |
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入っていない出品票や業者作成の文書では確かな証として不十分です。 |
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ただし、明細書等の改ざんは容易です。 |
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売却する場合は、 |
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還付される消費税が記載された会場発行の精算書コピーでないと不可です。 |
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また未経過分の自動車税は、オークション会場が決済した後、 |
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売却した事業者に、書面で通知後、返金されます。 |
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複雑な計算も何もありませんので、そっくり返してもらいましょう。 |
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C |
名義変更の手数料は2万円未満であること。 |
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オークション代行で2万円以上を設定している場合は、その他の手数料も |
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割高の傾向があります。オークション代行の専門店ではなく、 |
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店頭販売や保険など、幅広く経営していたり、店舗、在庫、人件費など、 |
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多額の経費をかけている業者は高いようです。 |
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D |
落札後の整備・修理・清掃は、自由に業者選択できること。 |
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自社工場を有していると、利益追求は致しかたないことでしょうが、 |
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現車確認をきちんとしていれば、大半は軽整備程度で済むのです。 |
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E |
売却する場合、整備・修理・清掃の有料サービスが強制でないこと。 |
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F |
消費税が適正であること。(下取・買取・店頭販売は該当しません) |
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オークション代行は、消費税の課税方法によって全く違う金額になります。 |
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購入だけでなく売却も同様なのですが、例えば落札価格200万円の場合、 |
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10万円、または10万円以上の差額(=損失)が発生します。 |
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要するに適正でない場合、消費税の払い過ぎになる訳ですが、問題なのは、 |
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その払い過ぎた消費税を納税者に返金しなくても違法にならないことです。 |
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また、消費税を二重徴収しても同じく、罪に問われる事はありません。 |
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そして当然のように、それら納税者のお金を、合法的に利益としているため |
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契約締結後に返金請求しても、あなたのお金が戻ることは、まず無いでしょう。 |
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消費税は、儲かればいいという利益至上主義のオークション代行業者にとって |
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オークション代行の盲点を突いた、とてもいい制度なのです。 |
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事業者経由で納税するため、隠れた要注意事項であることを知ってください。 |
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【ホームページで比較検討される場合】 |
単純明快、クリーンといったアピールに惑わされず、早合点しないことが肝要です。 |
例えば、落札価格と車両価格が、購入時と売却時で入れ替えてあったりします。 |
わざわざ入れ替えてあるということは、その結果はおして知るべしなのですが、 |
純粋なあなたは、巧みな表現や説明で、すっかり信じてしまうことでしょう。 |
車の購入や売却は高額な取引です。即決する必要は全くありませんので、 |
できれば経験豊富な方に相談して、ご一緒に検討されることをおすすめ致します。 |
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【最後に】 |
一般ユーザーを入場させて、会場内で下見や営業をしている業者は論外ですが、 |
オークション代行は、オークション会場をはじめ、ディーラー、一般の中古車店、 |
買取店、輸出入業者、輸送会社等があってこそ成り立つ事業です。その同業他社 |
を過激に批判している代行業者も、注意すべき点になるかも知れません。 |